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本場上五島の豪快な郷土料理「地獄炊き」



 「地獄炊き」は、上五島の代表的な郷土料理のひとつ。グツグツと煮えたぎる鍋の中からうどんをすくい、薬味を加えた、島の名産・あご(飛魚)だしにつけるか、生卵にからめてすすります。シンプルで、野趣〈やしゅ〉に富んだ本場ならではの食べ方です。

*「地獄炊き」の名称は、初めて食べた旅人が「しごくおいしい」とほめたところ、「至極」と「地獄」を聞き間違えたのが由来ともいわれています。

[材料]

五島手延うどん(1人当り80~100g)/つけ汁:あごだし、生卵、煮出し汁(お好みの濃さで合わせてください)/薬味:ねぎ、しょうが、かつお節など(各適量)

[作り方]

①大鍋で、たっぷりとお湯を沸かす。(300gで3L以上)
②うどんを必要人数分、鍋に入れる。かき混ぜながら待つこと6分。
③煮え立ったら各自、あごだし・煮汁につけるか、醤油を加えた生卵にからめて食べる。
 お好みに合わせて、薬味(ねぎ、しょうが、かつお節、天かすなど)を入れると、さらに美味しさが増す。

麺匠夫人のおすすめポイント!
 生卵にからめていただく際、醤油の代わりにポン酢を少し垂らして召し上がってみてください。
 主人が数年前、全国放送されたNHKのグルメ番組に出演し、生卵にポン酢を加える新しい食べ方をおすすめしたところ、実際にスタジオで食べた出演者の皆さんに大好評でした。

五島うどんとの相性抜群!
島の名産・あご(飛魚)だしの特長
 「あごだし」は秋から冬にかけて、五島列島付近で水揚げされるあご(飛魚)を炭火で素焼きして天日に干して作られます。
 五島うどんとの相性は抜群で、ここにも島の人々の知恵が息づいています。
 香ばしく、青魚とは思えない澄んだ味わいが特徴。稀少価値が高く、一流の料理人からも高級食材として注目されています。